ブルーノ「後半の方がかなり良い内容だった」

試合序盤、レスターがストレトフォード・エンドに攻め込んだ時間帯、ユナイテッドは厳しいディフェンスとダビド・デ・ヘアによる2度のファインセーブに頼らざるを得なかった。

しかし、ブルーノが完璧なスルーパスでマーカス・ラッシュフォードの先制点をアシストし、25分にレスターのディフェンスを崩した。

それ以降、ユナイテッドは主導権を握り、特に後半は15分あまりの間に2得点を挙げ、格段に向上したプレーを披露した。

フェルナンデスは、ジェイドン・サンチョのゴールをアシストし、ラッシュフォードの先制点をお膳立てするなど、勝利に大きく貢献した。

ブルーノは「いい試合の入り方ができなくて、相手に何度かチャンスをつくらせてしまった。ダビドが何度も素晴らしいセーブで救ってくれた。だからこそ、彼が世界でベストキーパーのひとりなんだ」とコメント。

「でも、前半の15分間は、もっとボールを支配するべきだった。その後、試合の主導権を握ることができたと思う」

「前半に失点しなかったことで、後半はより積極的になれて、より多くのゴールと安定したポゼッションを得るために何をすべきかを理解することができた」

この試合では、ラッシュフォードが今シーズン24ゴールに到達。クラブキャリアでのシーズンハイを更新している。

ブルーノは、ラッシュフォードの活躍について、「僕らにとっては信じられないようなことだよ」と続けた。「彼は僕らにとって本当に重要な存在で、彼のゴールは僕らにとって大きな役割を果たしてきたんだ」

「今日も、それに彼が少し調子を崩していると思われるときでも、彼は走り、相手の背後を取り、人を出し抜き、ゴールを決めることができる。僕たちは、彼の今のプレーを楽しんでいて、彼が今の状態を維持できるようにしなければならない。彼にボールを託さないといけない」

ホームでの無敗記録は17試合まで伸びており、ブルーノはオールド・トラッフォードが要塞であることを証明し続けたいと言う。

「このスタジアムは素晴らしいから、要塞でなければならない。ファンが作ってくれる雰囲気は信じられないほど素晴らしいし、これは前々から言っていることだけれど、昨シーズンは最高の状態ではなかったのに、彼らはいつも僕らを後押ししてくれた」

「だから、僕らの努力を評価してくれているのはわかるし、僕ら、スタッフ、ファン、試合に関わるすべての人たちの間で、どれだけチームを信じているかが伝わってくる」

「今、ここに来ている人たちは、昨シーズンの考えとは異なる考え方だと思うので、この勢いを持続させることが大切」