「パフォーマンスには満足、結果は残念」
エリック・テン・ハフは、ニューカッスル・ユナイテッドと0-0の引き分けに終わったマンチェスター・ユナイテッドのパフォーマンスについて、終盤の2度のチャンスにはもどかしさを感じているものの、満足していると話した。
ジェリントンが立て続けに2度、シュートを枠に当てたのは幸運だったが、ジェイドン・サンチョがショーン・ロングスタッフに倒された場面でPKが与えられなかったことは悔やまれるところだ。
ユナイテッドの際どいゴールチャンスは終盤に訪れたが、フレッジはマーカス・ラッシュフォードからのクロスを決めきれず、そのラッシュフォードも、カゼミーロのセンタリングからゴールを射止めることができなかった。
試合後のインタビューでのボスのコメントをチェックしよう。
ユナイテッド 0-0 ニューカッスル
記事オールド・トラッフォードでドローに終わった試合で、マーカス・ラッシュフォードが終盤に惜しいシュート。
フィジカルが試された
「パフォーマンスは良かっただけに、勝てなかったのは残念だ。クリーンシートで、前から後ろまでしっかりプレスをかけ、コントロールできていたと思う。とくに後半は、良いボール回しもできた。前半は少し不安定だった。ただ、ニューカッスルのようなフィジカルなチームと、我々は渡り合っていた。勝てた試合だったし、勝利に値するパフォーマンスだった。リーグで最もフィジカルなチームを相手に、フィジカルなパフォーマンスで対応して勝利に値する結果を残せたことは、大いに評価できる。このような結果を出せたなら、これからもこの調子で続けていける」
プラスの点
「細かいディテールの部分だ。後半はプレッシングがさらに良くなり、特にボールプレーに関しては、より良く、より落ち着いていた。中盤での勝負にも競り勝ち、チャンスを作った。彼らは個人としてもチームでもすべてを出し切り、チャンスを作った。よって勝利に値する。我々は2つのビッグチャンスを逃した。あれは、決められていた、決めるべきだった決勝ゴールだ。ラシはフレッジのために良い走りをしたし、最後はカゼミーロがいいクロスを上げてくれたから、あれはラシが決めなければならなかった」。
ラッシュフォードを終盤で起用
「そうだね、彼は2つ、良いチャンスを作った。1つ目は裏への抜け出し、2つ目はヘディング。彼は試合にインパクトを与えてくれたが、途中出場の選手には、まさにそうした動きが期待される。チームにフレッシュさを取り入れることにしたのだが、その点はすごくうまくいったと思う」
審判の判定
「私からコメントすることはない。みんなが見ていた。聞いてみたらいい。みんな試合を見ていたのだからね。誰もが試合を見ていたのだから、チームや審判のパフォーマンスを判断するのは君たちの仕事だ。私ではない」。
正しいメンタルアプローチ
「結局はフィジカル、そしてメンタルだ。いかに継続させるか。自分たちがボールを持ったときにはめいっぱい相手を走らせた。だから相手はけいれんを起こしていた。我々のプレスがよかったからだ。最後は彼らを突破することができたが、得点して封殺することはできなかった。だから、パフォーマンスには満足しているが、結果については残念だ」。