ブラジル人記者が証言。「カゼミーロはユナイテッドでとってもハッピー」

ESPNブラジルのレポーター、ナタリー・ゲドラが、最新のUTDポッドキャストで、我らが18番と交わした会話の内容を明かしてくれた。

この著名なジャーナリストは、日曜日に行われたプレミアリーグのウェストハム戦の終了後にスチュアート・ガードナーと対談した。

ナタリーも指摘していたが、イングランドのフットボールに適応するための体力作りに勤しんでいたカゼミーロのスタートは、ややスロー気味ではあった。

しかしこの数週間、この夏に入団した新戦力は完璧にチームに溶け込み、ユナイテッドの10月の月間MVP候補にも挙げられている。

月間MVP投票はまだ受け付けている。カゼミーロ、ディオゴ・ダロト、リサンドロ・マルティネス、マーカス・ラッシュフォードから選んでほしい。結果は木曜日に発表される予定だ。

「これ以上ないくらい」

UTDポッドキャストの中でESPNブラジルのゲドラ記者は、カゼミーロのレアル・マドリーからの移籍が自国でどのように受け止められているのかについて語った。

「確かに、とても大きな出来事でした。まさか、という感じでした。なぜなら、彼はレアル・マドリーにとって重要な選手だったので、彼がレアルを去ることは誰も予想していなかったのです。なのでみな驚きました。ビッグニュースでしたね」。

「カゼミーロが、プレミアリーグのようなビッグリーグに順応できるのか、という点についても疑問視されていました。それに、非常に安定していたレアル・マドリーに対し、マン・ユナイテッドは好調な時期というわけではなかったので、そんな状況の中で入団して大丈夫なのかと」。

「ただ、カゼミーロの実力についてや、彼がどんなタイプのプレーヤーなのかは私たちはよく知っています。なので、彼が結果を出していることは驚きではないですが、この移籍に関しては驚きでした」。

「僕がどれほどハッピーか、信じられないと思う」

この移籍について考察を続けたゲドラ記者は、先月の、カゼミーロが試合終盤の土壇場に同点弾を決めたスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦の後、彼と話した内容について明かしてくれた。

「チェルシー戦の後カゼミーロと話したのですが、彼は、これ以上ないほど順応していると言っていました」と、ナタリーは語った。

「彼は最初から、まだ試合でプレーしていない時から、コーチングスタッフがいつも彼に話しかけ、プレミアリーグのこと、チームのことについて話し聞かせてくれて、彼を安心させてくれたと。そしてクラブも彼に対して素晴らしい対応をしてくれて、彼がここの一部であると感じさせてくれたと言っていました」。

「彼はすっかり環境にもなじんでいて、ピッチの上でも快適だと感じています。言葉はまだ勉強中だと思いますが、フットボールや周りの人たちについては、とても居心地がいいと感じていますね。彼はとてもハッピーですよ」。

「彼がこれほどハッピーだとは、正直驚きました。まるでマンチェスターには悪い点は何もないみたいです（笑）、本当に何一つない、という感じ。それくらい、とにかく彼は喜んでいます。彼は『僕がここでどれだけハッピーか信じられないと思うよ』と言っていました。マドリードであれだけ長い年月を過ごした後で、これほど早く馴染めるなんて、本当に驚きですよね」。

今週、ユナイテッドはヨーロッパリーグでレアル・ソシエダと対戦する。カゼミーロにとっては、久々のリーガ勢との対戦だ。この試合は、イギリス時間17:45（日本時間4日2:45）にキックオフだ。