エヴァンスがポッドキャストで語ったこと
待ちに待ったジョニー・エヴァンスのUTDポッドキャスト出演第一弾が、今晩(火曜日)公開される。
自宅で収録に参加したエヴァンスは、サム・ホームウッドとデイビッド・メイに加えて、妻で共同ホストのヘレンと語り合った。
この最初のセクションは、エヴァンスがクラブに復帰する前に撮影されたもので、それまでのキャリアに焦点を当てている。
その中で、彼は素晴らしいエピソードをいくつか披露している。
ルーニーだけが知っていた
ジョニーは、2008年のチェルシーとのアウェイゲームでのプレミアリーグデビューを知った経緯を語っている。
「試合の2、3日前に、ワッザから週末にプレーするから準備しておけと言われたんだ。たぶん、彼だけがメンバーのことを知っていて、いつも何か聞いてきたと思う。僕は、彼がくだらない話をしていただけで、相手にしなかった。でも、その時は怪我人が何人かいて、結局スタンフォード・ブリッジで先発することになったんだ」
初のプレミアリーグ優勝
2008-09シーズン、プレミアリーグのトロフィーを手にしたときの気持ちは、想像とは違っていた。
「プレミアリーグで初めてタイトルを獲得したときは、安堵感の方があった。あのシーズンを迎えるまで、ギグシー(ライアン・ギグス)はおそらく10回優勝していた。だからお裾分けのような感じで、優勝に貢献したとして、みんなも僕をリスペクトしてくれた。最初の(タイトルの)獲得はそう表現したいね」
最終日の絶望
2011-12シーズン、マンチェスター・シティーがQPRを相手に劇的な逆転劇を見せ、ユナイテッドは優勝を逃した。ジョニーは、かつて所属していたサンダーランドにユナイテッドが1-0で勝利した日を思い起こしたが、ブルーズが後半追加タイムに逆転して勝利したため、優勝に届かなかった。
「心理的には、リーグ優勝は逃してしまったと覚悟していた。審判のハワード・ウェブは、(スタジアム・オブ・ライトで)笛を鳴らした瞬間、2-1でQPRだと言った。それから一瞬のうちに同点になって。さらに1秒後には3-2となり、スタジアムではサンダーランドのファンが祝福していた。あの段階では、どのファンも同じことをしたと思う」
反応
サー・アレックス・ファーガソンはこの結果を決してよしとせず、元監督にとって最後のシーズンとなるはずだった翌シーズンに王座を奪還すると誓った。実際、その通りになった。
「ボスがプレシーズンに気持ちの部分で奮い立たせたことを覚えている。どこだったかは忘れたけど、彼は全員に詳しく話し、リーグ優勝を目指すと言ったんだ。そして、私はこのチームを信じていると。彼は選手一人ひとりを見て回り、僕たちの家族のバックグラウンドについて話してくれた。まるで、優勝してこい、と言っているようだった。それが8月のことだった。それで優勝できたんだ」
ユナイテッドを去る
ルイ・ファン・ハール元監督により、ジョニーのユナイテッドでのキャリアに終わりがやってきた。
「ファン・ハール監督の就任は、みんなにとって大きなカルチャーショックだった。僕は契約が1年残っていたんだけど、彼はかなり早い段階で僕を呼んで、もし適切なオファーが来て、適切なクラブが見つかれば、出て行ってもいいと言ったんだ。契約は1年残っていたけど、監督がそう言ってしまったらね......」
「そのシーズンが終わるまで残ることもできた。その時点では、その前の2シーズンの流れを考えると、自分で出たいとは言わなかったけど、退団を恐れてはいなかったと思う。あの時点では、恐れはなかった」
別れの挨拶
「お別れを言いに行って、ギグシーと握手した。その時、少し感情的になったのを覚えている。彼は当時アシスタントマネージャーだったけど、それで泣いたりはしなかった。ギグシーとはいつもいい関係だった。チームバスでは、僕が年下の選手だったにもかかわらず、何年も彼の隣に座っていることが多かった。ロッカーも彼と近かった。そうやってギグシーとはいい関係を築けたし、長くマンチェスター・ユナイテッドにいた彼は、僕にとってもマンチェスター・ユナイテッドそのものだった」
誰がジム・ライアン宅の窓を壊したのか?
エヴァンスは、ユナイテッドの元コーチであり、隣人だったジム・ライアンの家に雪玉が投げ込まれることになった経緯を振り返っている。その質問をしたのはジョン・オシェイだったが、犯人は同じアイルランド代表のロビー・ブレイディだったとジョニーは言う。
「本当に大雪で、僕は20歳くらいでトップチームでプレーしていたんだ。僕の家はヘイル・ビレッジにあり、ジムの家は向かいにあった。ドアをノックすると、兄(コリー)、ロビー・ブレイディ、コナー・デブリン、ルーク・マッカローが雪玉を投げつけてきたんだ!それで、ジムが誰か確認しに出てくるたびに、みんなで彼に雪玉をぶつけることにしたんだ! ロビーの最初の雪玉がジムの家のドアの上の窓を突き破って、廊下まで吹雪が吹き荒れたんだ!」
ユナイテッドを代表
ジョニーは、クラブとのつながりが常にあると主張。この収録の数ヶ月後、少年時代のチームと再契約するとは思っていなかった。
「僕はプレーを続けたい。まだフットボールがしたいんだ。何があっても、このクラブとのつながりは変わらないと思っている。このような偉大なクラブ、偉大な場所の一員であることは光栄なことだし、これからもそうあり続ける」