フレッジ

リヴァプール戦で光ったフレッジ

月曜日 20 1月 2020 13:56

リヴァプール戦に敗れたのは厳しい結果ではあるが、日曜にアンフィールドで行われたこの対戦では、少なからずポジティブな点もあった。そのひとつが中盤で先発出場したフレッジのパフォーマンスだ。

ポール・ポグバとスコット・マクトミネイが負傷欠場中のいま、ブラジル人MFの重要性は日ごとに増している。このリヴァプール戦は、今シーズンに入って全コンペティション合わせて連続9試合めの先発出場だった。

しかし彼に疲れはまったく見られなかった。リヴァプール相手に、休みなくピッチ中を駆け回った。

フレッジが記録した11.67kmの走行距離は、ピッチ上の全選手で最多。リヴァプールの熱血キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンが11.49kmで続く。

さらに、ボールタッチ数(96)、パス(71)、パス成功数(56)、ボール奪取数(13)、インターセプト(4)、タックル(3)でもチーム首位の数字を記録している。

さらに2度ゴールを脅かし、後半戦、同点打を狙って攻め上がったチャンスでは、リヴァプールのGKアリソンに渾身のセービングを強いた。

SNSでも、多くがフレッジのパフォーマンスを称賛している。さらにオーレ・グンナー・スールシャール監督も賛辞を口にした。

オーレ・グンナー・スールシャール「フレッジには非常に満足している。彼は真のトップパフォーマーだ。サポーターたちもみな、なぜ我々が彼を信頼してるか納得していることだろう。彼はピッチ中を駆け巡り、ボールを奪う。ボールプレーへの自信も増してきている」

ネマニャ・マティッチ「彼の横でプレーするのはすごくやりやすい。この試合でも彼のプレーは素晴らしかった。いつもベストを尽くし、チームのために全力で戦ってくれる。それはまさに我々に必要な姿勢だ。とにかく、ハードワークを続けていくことが大事だ。3日後には次の試合(バーンリー戦)がある。この試合よりも良いプレーができるんだということを証明できるチャンスだ」


ハイライト:アンフィールドでの一戦

 記事

ユナイテッドは、アンフィールドでのリヴァプール戦に敗れた。

3人の識者もMUTVで次のようにコメントしている

ルイ・サハ「アンフィールドのミッドフィールドは厳しい戦場だ。常に誰かが周りにいて、絶え間なくプレッシャーにさらされる。しかしその中でフレッジはしっかりボールをキープできていた。そして前方へパスを出し、自らも機を見てはゴール前に攻め上がっていた。ネマニャ・マティッチとの相性も良いようだ。まさにこういうプレーが欲しかった、というプレーを見せてくれていた」

ベン・ソーンリー「彼のプレーは傑出していた。守備でも攻撃でも効果的なプレーを見せ、ユナイテッドの好プレーを扇動してくれる存在だった」

ダニー・ウェバー「フレッジの中盤でのプレーは飛び抜けて素晴らしかった。チャンスがあるたびにゲームの流れを自陣に引き寄せ、ボールを前方に送り出していた」

今シーズン、フレッジは、全コンペティション合わせて32試合中27試合に出場している。中盤にけが人が多発している現状をみても、水曜のバーンリー戦���も彼が先発することはほぼ間違いない。

詳細は、試合前の会見の場で、監督から示されることだろう。

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