オーレ

アスタナ戦直前チーム情報

水曜日 27 11月 2019 18:08

マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、ヨーロッパリーグ第5戦、対アスタナ戦の前日会見に臨み、チーム状況について話した。

レッズはすでに決勝トーナメント進出を決めていることもあり、カザフスタン遠征に帯同したのは18人。その中で、ファーストチームでの出場経験が20試合を超えるのは、ジェシー・リンガードとルーク・ショーの2人だけだ。

先輩格の一人、ジェシー・リンガード

メンバーを構成するのは、U23チームで活躍している選手が中心。彼らにとっては、貴重な国際マッチ経験となる。

一方、36歳のGKリー・グラントは、少年時代から憧れていたクラブでの、これがデビュー戦となるかもしれない。他にはディション・バーナード、イーサン・レアード、ディラン・レヴィットもメンバー入りしている。


「当たり前のことだよ」と会見の席で話したスールシャール監督。「我々は4試合を全力で戦い、次ラウンド進出を決めた。それにより、プレータイムが必要な選手に出場時間を与える機会を得ることができた。アクセル(トゥアンゼベ)やルーク、ジェシーらだ。彼らは怪我から復帰して間もない。

それに、リーにも先発の機会を与えられる絶好のチャンスだ。若手の選手たちにとっては、プロレベルでシニアチームと戦える機会はめったにないから、これも貴重だ」

ジェームズ・ガーナーとメイソン・グリーンウッドはすでに欧州カップ戦出場経験がある

がんを克服したマックス・テイラーがメンバー入りしたことも、特筆すべきニュースだ。

「彼が復帰をとげることができたのは、素晴らしいストーリーだ。彼に会ったのは、私が着任して間もない頃だったが、そこから彼はフィットネスレベルを上げて、ここまで自分を高めてきた。

その経験は、生涯彼のものになる。多くの人が体験しないことを、彼は乗り越えてきた。その経験は、ほかの選手たちにもインスピレーションを与えるものだ。ピッチに上がった時の彼からは、まったく恐れなど見られない。命と戦う経験をした彼にとって、それはすでに体験してきたことだからだ。だからピッチでは存分に楽しむことができる。

彼がこれからキャリアを積み上げていくのを、どうか見守ってもらいたい。我々としても、彼にモチベーションを与えてやりたいと思っている」


テイラー「病気のことで自分を定義されたくない」

 記事

がんを克服したマックス・テイラーのインタビュー

ファンたちは、いつもと違うこのイレブンに何を期待すれば良いのか、と聞かれた指揮官は、

「特別なものの始まりを目撃することになるだろうね」と答えた。「マンチェスター・ユナイテッドの試合は、いつでも見る価値のあるものでありたい。我々は常にそう思っている。彼らにとって、サポートしがいのあるチームであることだ」。

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