ユナイテッド

レポート:ユナイテッド 2-1 シティー

土曜日 14 1月 2023 15:16

マンチェスター・ユナイテッドは、地元のライバルであるシティーを2-1で下し、ワールドカップ後のシーズン再開後、7試合で7勝目をあげた。

前半、ユナイテッドは相手にかなりの脅威を与えたが、60分にジャック・グリーリッシュのヘディングシュートで先制されると、その後は失速し始めた。

しかし、ブルーノ・フェルナンデスの同点ゴール、マーカス・ラッシュフォードの逆転ゴールにより、ホームで大きな勝利を手にした。

逆転勝利した試合で大役を担ったブルーノ・フェルナンデス

前半:ユナイテッドが脅威を与える

前半は、ペップ・グアルディオラの代名詞でもあるポゼッション重視のスタイルでシティーがボールを支配し、我慢の展開が続いた。

しかし、最初に大きなチャンスを得たのはユナイテッドだった。クリスティアン・エリクセンの鋭いパスを受けたフェルナンデスは、難しい角度からシュートを放つも、枠を大きく外れた。その数分後、フェルナンデスは素晴らしいクロスをアントニー・マルシャルに送ったが、エデルソンの牙城を崩せない。

フレッジのエネルギーと闘争心は、常にオールド・トラッフォードの観衆を沸かせた。エリック・テン・ハフ監督は、2試合で2ゴールを記録も不運にも先発から外れたウイングのアントニーに代わって、守備的MFのフレッジをサイドに配置した。フレッジは、ケビン・デ・ブライネを何度も追い詰め、仕方なく中盤の混雑から逃れた同選手をビッグタックルで何度も妨害。

34分、またもやブルーノのピンポイントパスからチャンスが生まれる。受けたラッシュフォードがエデルソンを振り切りシュートを放つも、シティーのDFはGKをしっかりとバックアップし、すぐにラインカバーに入って先制点を阻止する。

その3分後、ラッシュフォードが再びユナイテッドの脅威の中心となる。エリクセンが左サイドで美しいパスワークを披露し、スピードに乗ったラッシュフォードがゴールに向かったが、エデルソンは毅然とした態度で立ち向かい、またもユナイテッドがチャンスをいかせなかった。

後半 - 大逆転

後半は、両チームのファンも熱狂的だった。ハーフタイムにマルシャルに代わって入ったアントニーは、ナタン・アケを困らせ、ボックス手前で展開も作ったが、これはオフサイドと判定された。

シティーもすぐに反撃に転じ、右サイドのデ・ブライネを起点にプレーを加速させ、ボックス内に何度もトリッキーなパスを送り込み、ディフェンスを崩しにかかる。その数分後、デ・ブライネのクロスにグリーリッシュが頭で合わせ、シティーが先制に成功する。

失点後、ユナイテッドはシティのエネルギーを封じ込めようと奮闘する。エリクセンの代わりにアレハンドロ・ガルナチョを使い、アーロン・ワン・ビサカもサイドで素晴らしいプレーを見せ、ゴールを狙った。

ガルナチョは交代出場後にシティーの最終ラインを引き締め、ユナイテッドが勢いを取り戻すのに一役買った。78分、カゼミーロのパスからフェルナンデスがカーブをかけてゴールに流し込み、同点に追いつく。ラッシュフォードがボールを追いかけていたためオフサイドの可能性もあり、ゴールの判定が出るまで、審判は互いに相談し合う必要があった。

そのわずか4分後、ガルナチョが再び決定機に絡む。左サイドを切り裂いたガルナチョは、シティーを慌てさせ、2度目のトライでクロスを中央に。これに反応したラッシュフォードが蹴り込み、2-1と逆転。

勝ち取ったリードを最後まで守り抜いたユナイテッドは、ペップ率いるシティーと勝ち点1差、消化試合がひとつ多いアーセナルとの差は勝ち点5となっている。

ベンチからインパクトを残したアレハンドロ・ガルナチョ

試合情報

ユナイテッド:デ・へア;ワン・ビサカ、ヴァランヌ、ショー、マラシア(90+2分にマルティネスと交代);フレッジ、カゼミーロ(90+2分にマグワイアと交代)、エリクセン(72分にガルナチョと交代)、フェルナンデス、ラッシュフォード(90+2分にマクトミネイと交代);マルシャル(45分にアントニーと交代)

出場機会のなかったサブ:ヒートン、リンデロフ、メイヌー、エランガ

ゴール:フェルナンデス(78分)、ラッシュフォード(82分)

イエローカード:エリクセン、フレッジ

シティー:エデルソン;ウォーカー、アカンジ、アケ、カンセロ;デ・ブライネ、ロドリ、シルバ;マフレズ、ハーランド、フォーデン(57分にグリーリッシュと交代)

出場機会のなかったサブ:オルテガ、ルイス、ラポルト、ゴメス、フィリップス、パーマー、ギュンドアン、アルバレス

ゴール:グリーリッシュ(60分)

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