ウェスト・ブロムウィッチ戦プレビュー

チャンピオンシップでの２シーズンを経てトップリーグに復帰したバギーズとの対戦は、2018年4月以来だ。

ホームで思うように結果が出せていないレッズと今季初白星をあげたいウェストブロム。両者にとって一歩も譲れないこの試合の必須情報をチェックしていくことにしよう。

基本情報

キックオフは現地時間20時（日本時間18日05:00）。UK国内のファンはBT Sportで視聴可能。試合前の最新情報は、ManUtd.com や 公式アプリでチェックできる。MUTVでは、試合開始１時間5分前からウォームアップの様子を生中継するほか、試合の実況や試合後のリアクションも放送される。また、試合翌日にはフルマッチが視聴可能。

両チームの状況

両者とも、キックオフ時にはプレミアリーグの順位表の下半分に位置している。ユナイテッドは現在勝ち点10で14位だが、他クラブより1試合消化試合が少ない。ウェストブロムは、３分５敗で18位。昇格後の最初の2試合でレスターとエヴァートンに敗れた後、続く4試合でチェルシーとのドロー(3-3)など勝ち点４をゲットした。本拠地ホーソーンズにトッテナムを迎えた前節は、ハリー・ケーンが終盤に得点して1-0で惜敗している。

チーム情報

レッズ側は、ルーク・ショー（腿）とフィル・ジョーンズ（膝）が負傷のため欠場。エヴァートン戦で肩を痛めてイングランド代表戦も不参加となったマーカス・ラッシュフォードが出場可能かはまだ不確定だ。一方、ブラジル代表との遠征中にCOVID-19から回復したアレックス・テレスは、お待ちかねのリーグ戦デビューが叶うかもしれない。

ウェストブロム側では、3人のコロナ陽性者が出た。元チェルシーのDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチとプレーメイカーのマテウス・ペレイラは、自己隔離のためインターナショナル・ウィーク前のスパーズ戦を欠場。FWカラム・ロビンソンはアイルランド代表に帯同中に陽性が確認された。ただ、3人の欠場が確定したわけではない。ハル・ロブソン＝カヌ（肘）とサム・フィールド（膝）にも復帰の可能性がある。

注目選手は

ウェストブロムのファンたちは、ロビンソンとペレイラがプレーできることを祈っていることだろう。この2人は、バギースの今シーズンの６ゴールのうち4点に絡む得点メーカーだ。シェフィールド・ユナイテッドからの期限付き移籍から本移籍したロビンソンは、チェルシー戦で2点をマーク。先制点をアシストしたのはペレイラだ。元スポルティングのMFペレイラは、昨シーズンもレンタルでプレーしたあと、今季は9月のグッディソンパークで強烈なフリーキックからゴールを決めている。

その他、イヴァノヴィッチや元アーセナルのサイドバック、キーラン・ギブス、GKサム・ジョンストンら、おなじみのメンバーもいる。ジョンストンはユナイテッドのシニアチームではプレー機会がなかったが、2011年のFAユースカップでは、ポール・ポグバやジェシー・リンガードとともにユナイテッドの優勝に貢献した。

前回の対戦は？

ウェストブロムとの前回のオールド・トラッフォードでの対戦は、レッズファンにとって忘れがたい一戦だ。ジェイ・ロドリゲスが後半戦に決めたゴールでビジター勢が1-0で勝利をものにし、この瞬間、ペップ・グァルディオラのマンチェスター・シティーが優勝を決めた。プレミアリーグ時代になってからは、レッズはバギースを15回破っている。そのうちオールド・トラッフォードでは6回で、前回は15-16シーズン、リンガードとフアン・マタのゴールで2-0で勝利した。

レフェリー

主審：デイヴィッド・クート
副審：リー・ベッツ、ニック・ホプトン
第４審：マーティン・アトキンソン
VAR：ピーター・バンクス
VARアシスタント：アンディー・ハリディ

ライバルたちの対戦（キックオフは現地時間）

11月21日（土）
ニューカッスル対チェルシー（12:30）
アストン・ヴィラ対ブライトン（15:00）
トッテナム対マンチェスター・シティー（17:30）
ユナイテッド対ウェストブロム（20:00）

11月22日（日）
フルアム対エヴァートン（12:00）
シェフィールド・ユナイテッド対ウェストハム（14:00）
リーズ対アーセナル（16:30）
リヴァプール対レスター（19:15）

11月23日（月）
バーンリー対クリスタル・パレス（17:30）
ウルヴズ対サウサンプトン（20:00）

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