ラファ

ヴァランヌがフランス代表引退を発表

木曜日 02 2月 2023 14:28

マンチェスター・ユナイテッドのDFラファエル・ヴァランヌが、フランス代表のキャリアから引退することを発表。ソーシャルメディアで心のこもったメッセージを発信した。

29歳の彼は、2013年3月にデビューして以来、レ・ブルーで93試合に出場し、5ゴールを記録した。約10年に及ぶその輝かしい経歴には、2018年のワールドカップ優勝も含まれる。

2022年のカタール大会でも、ヴァランヌはディディエ・デシャン率いるフランス代表の準優勝に貢献した。そして、大会史上最高の試合のひとつとも言われる、12月18日のアルゼンチンとの決勝戦が、彼の代表での最後の試合となった。

ラファはインスタグラムへの投稿で、フランス代表としてプレーできたことを誇りに思うと同時に、2018年のロシア大会での成功が人生最高の瞬間の一つであったと語っている。

彼はまた、監督やチームメイト、サポーターへの感謝も綴った。その投稿の全文は以下の通りだ。

ラファエルがインスタグラムに投稿したフランス語のメッセージ

『10年の間、この偉大な国の代表であり続けたことは、私の人生において最高の栄誉のひとつです。

この特別な青いジャージを着るたびに、私は計り知れない誇りを感じました。全てを捧げ、心をこめてプレーし、フィールドに入るたびに勝つ、それが我々に課せられた使命でした。この数ヶ月間、考え続けていましたが、今が私にとって代表のキャリアを終えるのに適切な時期だと判断しました。

子供の頃、98年のフランス大会に出場したチームを、選手たちを応援していたことを思い出します。自分もヒーローになれたら、と夢見ていた私は、20年後、人生で最高の、自分自身を本当に誇りに思える経験をしました。私たちは母国に優勝カップを持ち帰ったのです!』

『そのことは決して忘れることはないでしょう。2018年7月15日のあの日に感じた感情の一つひとつを、今でも感じることができます。あれは私の人生の中で最も素晴らしく、忘れられない瞬間の一つでした。

全員で勝ち取ったこの勝利は、ディディエ・デシャン監督をはじめ、長年にわたる経営陣やスタッフの一人ひとり、そしてすべての試合において、このシャツに賭けてともに戦ったチームメイトのサポートがなければ、実現しえないことでした。

けれども、それよりもっと重要なのは、この勝利は、私たちを支えてくれた皆さん一人ひとりの存在なしにはありえなかったということです』。

 

『みなさんの熱狂ぶり、祝う姿、そして私たちがフランスに戻った時の光景は、永遠に私の中に刻まれることでしょう。

昨年の決勝戦で敗れた後も、帰国した私たちを、皆さんは英雄として迎えてくれました。皆さん一人ひとりに、1000回、ありがとうございました、とお伝えしたいです!

そうした瞬間は、これからもきっと恋しくなると思いますが、新しい世代に引き継がなければならない時期が来ています。我々には多くの若いタレントがいて、彼らは引き継ぐ準備ができています。チャンスを得るのにふさわしい選手たちです。

心の底から、ありがとう。ラファ』

マンチェスター・ユナイテッドの全員が、ラファの素晴らしい代表キャリアを祝福している。

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