カントナ

ユナイテッドの最強PKキッカーは?

水曜日 21 11月 2018 23:42

ペナルティキックの瞬間、マンチェスター・ユナイテッドの誰にペナルティボックスに歩み出てもらいたいか?それぞれにお気に入り選手がいることだろう。

逼迫した状況に強いのは?もっとも頼りになるのは?

あなたなら、誰にこの役目を任せるだろうか?

過去には何人かのヒーローがいた。データ会社@OptaJoeの協力を得て、ユナイテッドのプレミアリーグでの最強PKキッカーは誰かを数字であぶり出した。


2008年の最終戦ウィガン戦でPKを決めたロナウド

エリック・カントナ:16本中14本成功(87.5%)

”キング・エリック”は、リーグ戦ではわずか2回しかPKを外していない。その相手は、ブラックバーン・ローヴァースと、カントナの古巣であるリーズ・ユナイテッドだ。しかしその両戦で、彼はその後ゴールを決めている。この高い成功率の秘密は、相手キーパーの膝の動きを見ることにあった。膝の向きを確認したあとは、反対側に蹴り込むだけだったのだ。1994年のチェルシーとのFAカップ決勝戦での2ゴールはそのテクニックが顕著だったが、その2本はここでは数字に含まれていない。ペナルティボックスに立ったときに、彼ほどの冷静さを保てる選手は他にはそうはいない。謹慎処分から復帰した後の初戦だったリヴァプール戦での1本は中でも秀逸だった。

クリスティアーノ・ロナウド:13本中11本成功 (84.6%)

ユナイテッドがPK戦の末にチェルシーを下したドラマティックなチャンピオンズリーグの名戦では、ロナウドのシュートはセーブされた。しかしたいていは、彼は非常に信頼できるPKキッカーだ。タイトルがかかっているような逼迫した状況の時、2007年のマンチェスター・シティー戦や、翌年のウィーガン・アスレティック戦でも、彼は見事に決めてみせた。2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナとの第1戦では惜しくも決め損ねたが、リーグ戦では2回しか外していない(2006年のウィーガン戦と、2007年のウェストハム戦)。


ルート・ファン・ニステルローイ:22本中18本成功 (81.8%)

ルートは、積極的にPKを決めることで得点数を増やすことを狙うストライカーだった。彼が外したのは4本のみ。終盤に決め損ねて0-0で終わったアーセナル戦では、ボールはクロスバーの下側に当たった。そしてこの試合から、ガナーズの無敗記録は始まった。それだけに、翌2004年に、イェンス・リーマンの牙城を破ってガナーズの記録をストップしたことは、彼にとって相当意味のあることだったに違いない。決定力に関して、このオランダのヒットマンに匹敵する選手は多くない。

デニス・アーウィン:9本中7本成功(77.8%)

信頼度に関しては、このサイドバックは人々を失望させることはない。切羽詰まった状況ではなおさらだ。94-95シーズンのサウザンプトン戦の80分に彼が決めた1本のおかげで、ブラックバーン・ローヴァースとのタイトル争いを最終戦まで持ち込むことができた。リヴァプール戦では、GKブラッド・フリーデル相手に2度決めている(1998年、1999年)。また、チャンピオンズリーグでもスポットキックを決めた。同じDFのスティーブ・ブルースと並んで(ブルースはプレミアリーグでの2度のPKは2度とも成功、しかしその他多くのPKは、プレミアリーグの前身であるディビジョン・ワン時代のものだった)、元アイルランド代表のアーウィンもまた、得点感覚に優れたディフェンダーだった。

ロビン・ファン・ペルシー:8本中6本成功)75%)

彼もまた、ゴールネットを突き刺すことをこよなく愛するオランダ人ストライカーだ。アーセナルからユナイテッドに入団したファン・ペルシーは、ペナルティの多くをユナイテッド時代に決めている。中でも印象的なのは、古巣アーセナルの本拠地、エミレーツ・スタジアムで決めた1本だ。この得点で彼はユナイテッドの20回目のリーグ優勝に大きく貢献した。1-0で破れた2015年のウェストブロム戦では決め損ねたが、2012年9月のリヴァプール戦では、アンフィールドにおいて、ぺぺ・レイナが守るゴールにクールにペナルディシュートを突き刺した。

2004年のアーセナル戦で冷静にPKを決めたルート・ファン・ニステルローイ

ウェイン・ルーニー:28本中20本成功(71.4%)

我らが元キャプテンは、ユナイテッドの選手として、プレミアリーグでもっとも多くのペナルティキックを決めている。成功率では他の選手に劣るが、それはトライした数も多いからだ。しかし、おそらくユナイテッドにとってもっとも価値あるPKを決めたのも彼だろう。2011年5月14日、ブラックバーン・ローヴァースの本拠地イーウッドパークでPKを決めて、その年のリーグタイトルをものにした。また2009年のポーツマス戦と2012年のチェルシー戦では、1試合で2本のPKを決めている。責任の問われる場面で、常に進んで歩み出るのも彼だった。

その他、ルイ・サハは4本中4本を決めて成功率100%を記録している。また、ユナイテッドで計121本のゴールを決めたアンディー・コールは、PKは1本も決めていない。


ルーニーがブラックバーン戦でPKを決めると、ユナイテッドは歓喜に包まれた

データは2018年11月16日に更新された@OptaJoeの提供によるもの。

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