click to go to homepage
ロブソン

バイオグラフィー

1992-93シーズンのFAプレミアリーグ最終節、敵地セルハースト・パークで2-1と勝利したウィンブルドン戦。ブライアン・ロブソンの決勝ゴールで競り勝ったユナイテッドは、この年の王者にふさわしく白星でシーズンを締めくくった。

“偉大なるキャプテン”ことロブソンが、チームメートのスティーヴ・ブルースと共にFAプレミアリーグ優勝杯を受け取ったのはその6日前のことだ。ユナイテッドが26年ぶりにリーグ王座を取り戻した瞬間だった。 シーズン中は背中とハムストリングの負傷で苦しんだものの、持ち前の闘争心でポジション争いに挑んだロブソン。実際のところ、クラブと代表チームで輝かしい実績を誇るそのキャリアは、様々な故障と戦い続ける日々でもあった。気迫あふれる全力プレーが持ち味のロブソンには、メディアからも手加減すべきという声が上がるほどだった。度重なる負傷は、その激しいプレースタイルを物語る勲章だったのかもしれない。 現役初期に在籍したウェストブロムウィッチ・アルビオンでは、わずか1年の間に3度の骨折を経験した。しかし、選手生活を危ぶまれたにもかかわらず、ロブソンは不屈の精神力で完全復活を果たしてみせる。 バギーズ(ウェストブロムウィッチ)では約200試合のリーグ戦に出場し、通算39ゴールを記録した。活躍の場をオールド・トラッフォードへと移したのは1981年10月。ユナイテッドが同じウェストブロムウィッチから引き抜いたロン・アトキンソン新監督は、ロブソンとレミ・モーゼスの獲得に合計200万ポンドを投じた。そのうち“ロッボ”(ロブソンの愛称)には、当時最高額となる150万ポンドが費やされている。 アトキンソン監督の補強策を疑問視する声に反し、ロブソンは一気に飛躍を遂げた。サッカー界屈指のMFへと成長するのも、単に時間の問題でしかなかった。その才能に理解を示し、ロブソンの展開力に磨きをかけたレイ・ウィルキンスは、すぐにチーム・キャプテンの座を明け渡すことになる。 選手としてピークを迎えたロブソンは、ユナイテッドの原動力として強烈な輝きを放った。疲れを知らぬ運動量、創造性豊かなパスワークで攻守を支えると、厳しくもフェアなタックルでボールを奪取。さらには恵まれたスピードとパワフルなシュート、正確なヘディングで相手ゴールを脅かし続けた。 ロブソンのリーグ通算得点数は、100ゴールの大台をはるかに超えている。得意とする形は、絶妙なタイミングで逆サイドからエリア内に切れ込んでのゴール。だが、それ以上に、彼の最大の特徴といえば、クラブと代表チームで発揮した抜群のキャプテンシーだろう。1983年、1985年、1990年のFAカップでは、主将としてユナイテッドの優勝に貢献。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと死闘を演じた1983年の決勝では、4-0と圧勝した再試合で自ら2ゴールを決めてみせた。 リーグカップの決勝進出を果たした1991年には、カップウィナーズカップを制して欧州初タイトルも手に入れている。 イングランド代表では90キャップを記録し、スリー・ライオンズ(イングランド代表の愛称)の一員として3度のワールドカップを経験。代表通算26得点を挙げており、1984年のトルコ戦ではハットトリックを達成した。また、1982年のワールドカップではフランス相手に開始27秒でネットを揺らし、大 会史上2番目に速い得点記録を作っている。 ユナイテッドで過ごした最後の2シーズンは、プレミアシップでわずか15試合の先発出場にとどまった。しかし、出場機会ごとに効果的な働きを披露し続けると、1994年にはリーグ戦とカップ戦の国内2冠を達成。ユナイテッドでのキャリアを最高の形で締めくくった。 オールド・トラッフォードに別れを告げた直後、イングランド代表のテリー・ヴェナブルズ新監督にアシスタントコーチ就任を要請されたものの、それ以上の好待遇でミドルスブラと契約を交わした。ミドルスブラでは選手兼任監督として2シーズンを過ごした後、計7年間にわたってチームを指導している。だが2001年6月、残留争いに巻き込まれた成績不振の責任を取り、ロブソンは辞任へと追い込まれた。 その後、古巣ウェストブロムウィッチ・アルビオンの監督として再び表舞台に帰ってくると、2004-05シーズンには奇跡的なプレミアシップ残留を果たした。シーズン前半戦を最下位で折り返しながらの降格回避は、まだ歴史は浅いとはいえ、プレミアシップ史上初の快挙だった。 ところが1年後、ウェストブロムウィッチは結局チャンピオンシップ(2部リーグに相当)へ降格してしまう。しかも、1年でのプレミアシップ復帰を有力視されていたにもかかわらず、バギーズ は翌シーズン序盤の8試合で勝ち点12と低迷した。そして2006年9月18日、ロブソンは双方合意の下でクラブを去ることになった。

省略を読む About ブライアン ロブソン
  • ポジション

    ミッドフィールダー

  • English

  • 生年月日

  • 入団

  • ユナイテッドでのデビュー

    v トッテナム(A)リーグカップ

  • 退団

最新

Bryan Robson
ブライアン・ロブソン 言う

マンチェスター・ユナイテッドでプレーするのは大きな責任が伴う。しかし、試練に立ち向かわなければならない。

ジョゼ

ロブソン「苦しい時こそ団結だ」 Article

モウリーニョの情熱を支持するロブソンは、ファンに辛抱強いサポートを呼びかけた

ベッカム

W杯ベストゴール Article

ジェシーが素晴らしいゴールを決めたことを踏まえ、これまでにユナイテッドの選手がワールドカップで決めたトップゴールシーンを振り返る。

フレッジ

フレッジは創造性を与えてくれる Article

クラブレジェンドのブライアン・ロブソンはフレッジがユナイテッドの中盤に新たな力をもたらすことを期待している

ユナイテッド

決勝のキーマンは誰だ? Article

レジェンドたちがFAカップ決勝のキーマンを予想

ダビド・デ・ヘア

デ・ヘアは歴代No.1 Article

エレーラはデ・ヘアをシュマイケル、ファン・デル・サール以上のGKと称賛

もっと見る