ユナイテッド

ラングニックがウルヴズ戦を総括

月曜日 03 1月 2022 21:27

ラルフ・ラングニック暫定監督が、マンチェスター・ユナイテッドがホームでウルヴズに1-0で敗れた一戦を振り返った。

ウルヴズは、82分にジョアン・モウティーニョがゴールにより、シアター・オブ・ドリームスで1980年以来となる勝利を得た。

ラルフは敗戦後、MUTV、Sky Sports、BBC、そして記者会見で、悔しさを隠せない様子だった。

低調なパフォーマンス

「個人としてもチームとしても、まったく良いプレーができなかった。前半は、相手を自陣のボックスやゴールから遠ざけることに大きな問題を抱えていた。後半はフォーメーションを3バックに変更して試合をコントロールできるようになった。今回の試合では、相手が持つボールに対する課題が多く見られた。軽率なミスが多すぎて、もっと改善しなければならない。これはチーム全体の課題だ」

難敵

「5バックのウルヴズは中盤の柔軟性が高いので、複雑な試合になることはわかっていた。彼らはほぼ4、5人のセントラル・ミッドフィルダーを擁し、我々は中盤をコントロールするのに苦労した。彼らがウイングバックを使ってボールを送ってくるプレーにも苦労させられた。我々にも点を決められる可能性が15分はあったのに、クロスバーにヒットしてしまった。ただ、今回の失点もボックス内に十分な選手がいたにもかかわらず、ゴール裏のアダマ・トラオレにターンしてスピードを上げさせてしまい、クロスを上げさせてしまったことに起因している。フィル・ジョーンズがクロスに対応したとはいえ、ジョアン・モウティーニョが全くのノーマークで、何の問題もなく、プレッシャーも感じずにシュートを打てたため失点してしまった」

ビッグモーメント

「ブルーノ(フェルナンデス)による先制点を逃してしまった。それでも、重要な先制点を奪うことは可能だっただろう。2度のチャンスがあった。最初はブルーノ、もう1つはクリスチアーノ(ロナウド)で、残念ながら彼はオフサイドだった。一般的な考えだが、攻守のバランスを取る必要がある」

改善しなければならない

「まだまだ取り組まないといけ���いことは多い。そして個人としても、チームとしても課題は少なくない。特に相手のボールに対するプレーに関してね。前半はボールポゼッション時に凡ミスが目立った。ボールを奪われ過ぎた。そういった部分を改善しないといけない。選手の個人的なパフォーマンスについては言いたくない。これはチーム全体の問題。チームとして改善されてこそ、チームがレベルアップする。今、個人のパフォーマンスの話をしても意味がない」

ジョーンズの復帰

"彼(フィル・ジョーンズ)は、このレベルで2年間プレーしていなかったのに、よくやったと思う。試合から遠ざかっていた様子は見られなかったし、彼は自分の仕事をした。私が期待していた通りだった」

トレーニンググラウンドでの一週間

「(エミレーツFAカップ3回戦でアストン・ヴィラと対戦する前に1週間のトレーニング期間を設けられるのは)良いことだと思う。それを生かして、最善のフォーメーションと、先ほど言ったようにプレースタイルも見つけようと思う。もっと積極的にボールに向かい、相手チームがボールを持っているときにもっとプレッシャーをかける必要がある」

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